収受員を初めて半年経ちました。
前の職場を早期希望退職で、再就職した55歳です。
仕事を始めて分かったのは、業務全体としてはパターン化されたものですが、細部は極めて多様な対応を求められるものだということです。
つまり、 この仕事なめんなよってカンジです。
1日に1万台を超える(料金所によりますが)様々な車両が、それぞれの支払い方法で通過する。 トラブルが起きない訳がない。
通信異常などETCの機器トラブル(車両側の異常と通信側の異常両方あります)、期限切れETCカードでの流入など人的トラブル、その他 出口を間違えたとか 通行券を失くしたとか 現金払いなのにお財布を忘れてきてしまったとか・・・
いいんです。様々なお客様に対応すべく私たちは訓練されています。
高速道路を利用されるお客様には皆 公平公正に通行料金をお支払い いただくだけです。私たちは電気や水道や税金と同じく、公共料金として 利用者様から通行料を頂いております。ですから個々の事例に対応するのは当然と考えております。
仕事は上記対応のため いろいろ苦労もありますが、会社が元「公団」の子会社でもあり、業務研修やマニュアル、福利厚生などはしっかりしています。
スキルの上達により昇格・昇給の機会もあります(試験あり)。
昼夜勤の大変さを述べられている方もおられますが、警察官や看護師、最近では老人介護施設でも似た勤務形態をとっています。 また、考え方によっては、慣れてしまえば昼夜勤明けとは、(警官と違い、)帰宅後に昼まで寝ていても午後は休みの日みたいなもんです。プラス通常の休日。
昼夜勤明けの深夜勤務なんて聞いたことがありません。(あったとしても特例であり、その対価があるはずです。)
また人間関係の面でも、様々な世界で様々な経験を積んだ方々ばかりですので、和を乱す特異な人は(少なくとも私の聞く限り)ゼロ。
最近はこの職業に女性の進出が目立つと聞いています。再就職先で検討されている方は、先輩や上司が女性・年下でも問題ない方でないとお勧めできません。
料金収受会社は、親会社との関係などお役所的なところもあり 労働条件については厳密な対応をとっていて安心 というのが私の感想です。
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サービス スタッフ より
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